

アメリカ合衆国では、もともと有機農業や自然順応型のライフスタルはベトナム戦争前後からヒッピー的嗜好の生活者達の間から拡がったものです。
なかなか、有機農業が盛んにならなかったのは、農薬・化学肥料を多用する現代農法を推進する企業や利益誘導の企業家・政治家などが議会で有機農業の推進や基準認証の法案に反対していたことがありました。
しかし、保守層の強い農業地域では、その思想の発生過程がヒッピー的嗜好の生活者やある種のマッサージの中には、ヌーディスト村などから発生したことへの抵抗も少なからずあったのも事実です。初期の思想の根底には、「心のまま・ありのまま」などという、「全てを開放する」というような考え方が背景にありました。
昨今、取り上げられている、ある報告によると「LOHAS(ローハス)」は1998年にアメリカ合衆国の社会学者ポール・レイと心理学者の シ ェリー・アンダーソンが、15年間にも わたる調 査により、カルチュアル・クリエイティブ(en:Cultural Creatives)と呼ばれる環境や健康への意識が高 い人々の存在を確認したことを元に、レイと起業家のジルカ・ リサビ (後のGAIAM創立者 GAIAMとは 「ガイア」と「アイ・アム」の合成造語との事)が協力して開発したマーケティングコンセプト“LOHAS”であります。
アメリカでは毎年LOHAS市場を拡大するためのLOHAS会議が開催されています。現在では、「環境と健康に関心、社会に対する問題 意識、自己啓発・精神性の向上に関心が高く、実際の行動に移す人々」と定 義され活動が行われています。
2005年のある調査によるとアメリカの成人人口の23%がLOHAS層だという(他、LOHAS層に近いが行動に至らない NOMADICS:39%、価値観を特に持たないCENTRISTS:27%、日々の生活に 追われるINDIFFERENTS:12% )。現状アメリカでは「LOHAS」という言葉はビジネス用語として普及しており、一般消費者にはほとんど知られていない。
驚くことに、一般消費者向けの「LOHAS」という言葉は、日本で最も普及しており次いでアジア各国(韓国、台湾など)から発信されていると言える。事実、ここサンタモニカでは、 LOHASの言葉を消費者や患者、一般市民は殆どしりません。
それは、私もヨガや健康を気遣う層、その他の各層に質問しても、LOHASの言葉を知っている人は殆どいませんでした。それが、現実です。
アメリカでは、言葉にしなくても、道教や陰陽など、またヒッピーから始まった自然順応型生活は、定着しつつあるので、言葉は知らないけれど、実際はLOHAS的なライフスタイルに興味を持っていると言うことです。
また、掲載している写真のように、サンタモニカの2309 Main Stの一区画にはローフード、美容院、アロマや健康関連グッズ、鍼灸・指圧・按摩各種セラピー、各種サプリメント・漢方のTAOなどが一区画に揃っている。
逆に、日本や台湾、韓国では言葉のイメージを先行させ、生活に密着するというより、ファション性が中心という動向から早く脱却し、山河草木大自然に囲まれた日本本来の生活スタイルに目ざめ、真のロハススタイルを日本が確立していくよう願っています。

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